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山本景子個展 「心象風景」
2020年11月17日(土)~11月14日(土)




巻胎の器。
木でできた薄いテープをくるくると巻いていき、徐々にずらしていくことで
造形を作っていく巻胎(けんたい)。
揺れて波打つような造形はこの技法ならでは。
以前は木本来がもつナチュラルな色の重なりを見せる作風でしたが
漆との出合いで金属とも石とも思わせる独特な表情を求めるように変化。

実用でもアートとしても。
径245×h80mm




作者今展の一番のお気に入りは?と尋ねたら
「これ、この器の裏側です」と教えてくれました。
山本さんらしい(笑)

径290×h10mm




黒い器と見せかけて。
径250×h35mm



塗りで木地を見ることはできませんが実は巻胎なんです。

赤丸盆
径290×h27mm



正方角盆
200×200×h10mm




丸い板皿をオブジェに見立て壁や鏡に飾りました。
薄くて軽いのでゴム状の粘着剤で簡単にくっつきます。
作品や壁に傷もつけず、便利なものがあるものですね。





宇宙船の窓か、船の窓か。
思わず覗き込みたくなる衝動にかられるのはなぜでしょう。



真鍮や錫などの金属粉、色漆、布、木粉、墨粉を用いて
絵を描くように様々な表情を作り出し一つとして同じものはありません。

丸板皿
径90×h10mm
径130×h10mm
径175×h10mm



漆のランプシェードは造形もテクスチャーも個性的。
金属のような硬質な印象も光を灯すと柔らかに変わります。

ランプシェード帽子型
E17/白熱球・LED電球可




ランプシェード
径123×h14mm/E17/白熱球・LED電球可



瓢箪コンポート
径235×h200mm



花器
径110×h130mm/直に水が入れられます。




宇宙っぽい巻胎モビール。



小さな角皿に上生菓子、お菓子をどうぞ。



こんな色合いにはどんなお菓子が合うだろう?
ゴールドの粋なデザインはあの人にお出しするお菓子にどうかな?
そんなことを思い浮かべながらお茶の準備をするのも楽しい。

正方角皿(小) 85×85×h10mm



少し大きめの角皿は数種類のお菓子を盛り付けて。



一枚として同じものがない山本さんの作品。
壁掛けにして楽しんでも素敵な板皿、並んだ様子はアートピースのように美しい。

正方角皿(中) 150×150×h10mm





とても大きな板皿はこんな使い方も。

長方皿(N-1) 480×240×h10mm



長方皿(N-2) 480×240×h10mm



細く長めの皿もございます。

長方皿(o-2) 480×120×h10mm





金属のような趣の長板皿は小さな器を並べても素敵。

長方皿(o-4) 505×90×h10mm



長方皿(o-3) 550×110×h10mm



山本景子さんの作品は漆器です、がいわゆる漆器ではありません。
木や木のテープをボディに金属粉、木粉、墨粉などで
侘びや寂び、風化してさびたものの質感や風情を
漆という技法で表現したものです。
漆で表現したい質感を作る方法を当初は漆教室で学んだそうですが
伝統工芸の漆と異なることも多く、ほとんどは独創的なものだそう。
漆器なのでもちろん料理を盛り付けることもできますし、
ただ置いてあるだけで絵になります。
すべての作品がひとつひとつ異なりますので
お気に入りを見つけるようにご覧頂けたら幸いです。



真鍮や錫などの金属、赤や黄、青などの色漆。
コテや刷毛でできた凹凸も味。



コースターくらいの小さな丸皿。
即興的にみえますが実は何度も漆を塗り重ね手間のかかる仕事。